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たまご行政書士事務所
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登録日: 2024年2月4日
記事 (69)
2025年11月27日 ∙ 4 分
♻️ 許可取得後に意外と知られていない“遵守事項”まとめ|行政書士が実務から解説
「許可が取れたら終わり」ではありません! お世話になっております、行政書士の前田です。 産廃収集運搬業の許可を取得されたお客さまと話していると、「これでようやく一安心です」と言われることがよくあります。 もちろん許可取得は大きな節目です。 ただ、その後の運営業務で“ 意外と見落とされている遵守事項” がいくつもあり、実際に行政指導の対象になってしまうケースも見てきました。 今日は、許可取得後に特に 注意していただきたいポイント を、現場の相談例も交えながらお伝えしていきます。 車両に関する遵守事項|表示・許可証の写し・増車減車の届出 まず最も多いのが、 車両関係 の見落としです。 許可番号や事業者名の表示義務はご存じの方が多いものの、 「マグネットが知らないうちに外れていた」 「昔の許可番号のまま貼っていた」 というケースが少なくありません。 車両を使う以上、表示は常に“見える状態”であることが求められますので、定期点検をしておくと安心です。 また、車両には許可証の“ 最新の写し ”を備え付ける必要があります。 原本は事務所で構いませんが、写しが古いままだと現場確認で指導されるこ...
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2025年11月26日 ∙ 3 分
♻️産業廃棄物収集運搬業許可のすべて― 行政書士がまとめる「要件・流れ・注意点」総ガイド ―
お世話になっております、行政書士の前田です。 本日は、これまでシリーズで解説してきた「産業廃棄物収集運搬業許可」について、全体像を一つの記事にまとめました。 これから許可取得を検討される方、更新や変更手続きで迷っている方にも役立つよう、ポイントを網羅的に整理しています。 産廃収集運搬業許可とは 産業廃棄物を 有償・無償にかかわらず運搬する事業者 が取得しなければならない許可です。 運び先の自治体ごとに許可が必要となり、営業エリアが広がるほど手続きが増える点が特徴です。 許可取得に必要な主な要件 ・講習会修了 代表者または専従の役員等が、法定の講習会(産廃の基礎)を受講し修了する必要があります。 ・運搬車両・設備 荷台容積、構造、飛散防止措置など、自治体が定める基準を満たしている必要があります。 ・欠格事由に該当しないこと 過去の無許可営業、法人の役員の罰金刑など、法律上の欠格該当がないか確認が必要です。 許可取得までの流れ 要件チェック (講習・車両・役員調査) 必要書類の収集 (法人証明・車検証・定款 など) 申請書の作成・提出 審査期間(約1〜2か月)...
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2025年11月23日 ∙ 4 分
♻️産廃業者に求められる“財務健全性”とは?黒字/債務超過の実際
お世話になっております、行政書士の前田です。 今回は、産業廃棄物収集運搬業の許可や更新の際に必ずチェックされる「財務健全性」について、行政手続きの実務経験からわかりやすく整理してみました。 産廃許可は“会社の継続性”が重視されるため、数字の見られ方を知っておくことは非常に重要です。 黒字・赤字・債務超過の違いや、どこが許可に影響しやすいのかを、できるだけ専門的になりすぎないように解説していきます。 そもそも“財務健全性”とは何か ≪産廃許可で重視される理由≫ 産業廃棄物の収集運搬は「継続して適正に事業を行えるか」が非常に大切です。 途中で事業が継続できなくなると、排出事業者や行政に大きな影響が及ぶため、財務状況は確認されます。 ≪財務状況は「会社の継続性」を見る指標≫ 許可行政側が見ているのは“今後も適正に事業を続けられるか”。 利益や赤字の状態だけでなく、会社としての体力(自己資本)や資金繰りなど、総合的に見られます。 ≪黒字・赤字・債務超過の違い≫ ・ 黒字 :基本的には健全と評価されやすい ・ 赤字 :一時的な要因なら問題にならない場合もある ・ 債務超過...
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